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お知らせ

浄土真宗本願寺派の仏壇と仏具(2)菊輪灯 

浄土真宗本願寺(お西さん)の仏具のうち、とても特徴的なものが菊輪灯を用いることです。菊輪灯はその名の通り、菊の輪を持った灯火のことで、寺院用では菊輪灯の下の火皿の部分に植物油を入れ、そこに灯芯(これも植物です)をさし、油を吸った灯芯に火を灯しますが、家庭用の菊輪灯には電気の配線をして電球を灯します(LEDタイプの製品もあります)。

真宗大谷派(お東さん)では菊輪灯ではなく弦(つる)の輪灯を用います。何故そうなのかと言えば、西本願寺(お西さん)と東本願寺(お東さんの本山・大谷本廟)で実際に使われる輪灯がそうだからです。