全国宗教用具協同組合

社会貢献事業

人材支援ボランティア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


参加者の声


・南三陸町の現場で住んでいる方は仕事をどうしているのか想像ができませんでした。
 実際に漁港の方の話を聞いて、あの状況でわかめを出荷しようとしている姿を見て
 自分の仕事に置き換えてみると辛いなどとは言ってはいけないと感じました。


・ テレビでは見ているのとは違い、現地に来てみないと実感できない、
 言葉の意味さえ理解していなかったと思います。特にお寺の周辺をみて驚きました。
 テレビでは放映しない骨壺の蓋が空き雨水が入りご遺骨が変色していました。
 私の子供や妻、親族があのような状態であったら考えました。
 私は葬儀部門ですので仕事上で納骨も手伝います、気持ちを込めてしていたと思います。
 帰りましたら出来ることを探して、今度は背中を押せるような行動をしたいと思います。


・現地に来て一瞬にして全てを失ってしまった恐ろしさを感じました。又、プレハブで再開している
 方々が明るく接していただきました。しっかりと次の一歩を踏み出していることに感動しました。
 日常生活でもこちらの産物を購入したり、観光で来たりしたいと思います。


・何もなかった所に商店街ができた喜びと、テレビでは復興が進んでいると感じていたのですが、 
 訪ねてみると、まだやれることがあると感じます。地元に戻って周りの方にやることは
 あるんだという事を自分も含めてお伝えして行きたい。 今日があることがありがたい、
 仕事があることがありがたいと感謝が出来ることです。忘れかけた時にお知らせが来ます。


・本堂の慰霊の写真には私くらいの女の子が写っていて、その他にも多くの町の方々が
 一瞬になくなったことで涙がとまりません。又、武道の大会で被災地から参加した選手が
 支援に対して御礼を言われました。自分自身も家族を亡くされそうなんですが、
 一生懸命すること、小さな力かもしれませんが、自分がみてきたことを次の世代に伝え、
 傍観者にならないで、復興のお手伝いをしていきたい。


・被災地に訪れて被災者の方々が強く生きていることに驚きました。
 私は今まで一人で悩んでいたんですがこの経験を活かしたい。


・震災から1年、お手伝いすることがあるのかと思っていました。漁師さんから親族の方が
 7人亡くなっていたとか、家が流されたりとか、今後はボランティアも減っていくだろうと
 心配されていました。継続していくのだから私たちは忘れてはいけないと思い、
 帰りましたら職場の方々に話をしたり、産物を購入したいと思います。


・テレビ等で知っている感覚でありましたが現地に来て実際をしらない自分を感じました。
 南三陸で被災した車が積み上げられているのを見て、同じ日本なのかと思いました。
 わかめのボランティアでは私たちが声を掛けて行かなければならないのに
 逆に漁師の方々に心から温かく接していただき、支えられているのを感じました。
 今日の体験を職場や家族に伝えたいと思います。


・全てが綺麗に更地になっているのが驚きでした。私は前の状況が分からないので
 想像がつきません。
 現地で「なつかしい未来へ」という看板がありました。懐かしさとは何かとおもいました。
 現地の声を聞いていきたい。それには現場にもっと足を運びたいと思います。


・作業の時にカモメが飛んでいました時に坂村真民という仏教詩人が「人は生きねばならぬ、
 鳥は飛ばねばならぬ」という詩があります。漁師さんがこんな状況でも一生懸命仕事を
 されていました。
 生きることに真剣になっている。今日は肉体的な大変さではなかったんですが、
 一生懸命にあのような状況で仕事をしていることを学びました。
 残念ながら人は生きねばならぬと思いながらも亡くなった方は多くいたわけですから。
 尚更、私たちは一生懸命生きなければならないと思いました。


・ボランティアは肉体労働という印象がありますが、実はここから先が長いのです。
 この長いのが終わらないと本当の復興がこないと思います。
 今までは瓦礫をどかすと遺体があり、その段階は終わりました。次は、今来て頂いた方が
 スポークスマンとなり多くの方が訪れていただける。この繰り返しです。
 自分も繰り返しますが知り合いを連れてくる。肩をはらずに伝えることが大切であると思います。
 細くでも長い生活の場に入りこむことが大切であると思います。