仏像の知識

仏像の目 玉眼(ぎょくがん)

玉眼

木彫仏像などの場合、眼の奧にガラスを入れて、まるで本物の眼のように見せることがありますが、このガラスを入れた眼のことを玉眼(ぎょくがん)と呼びます。玉眼は鎌倉時代、仏師と知られる運慶や快慶が活躍した時代に登場したと言われています。この写真の仏像(大日如来像)はお仏壇に安置できるサイズのものですが、玉眼入りとなっています。