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髙田佛具(名古屋市) 全宗協加盟店紹介

髙田仏具(名古屋市)

髙田佛具は明治27年(1984)、仏師であった髙田榮次郎からはじまりました。当時は「京屋」の屋号を持ち、初代榮次郎の仕事には「白川町名古屋大佛師 京や髙田榮次郎」の墨書が今に残っています。二代目榮蔵の時代に仏師の仕事だけでなく寺院仏具荘厳も手がけるようになり、現在の髙田佛具の仕事の基礎が築かれました。白川町は現在の白川公園にあたり、白川公園は江戸時代の大寺曹渓山大林寺のあたりでその周囲は寺院の軒が連なる場所でした。榮次郎、榮蔵の仕事もこの寺院町の御用を中心としていたと思われます。
太平洋戦争中に白川町一帯は空襲に焼けたこともあり、髙田佛具は現在地へと移転し、三代目榮助、そして現在の信行社長(上写真)へと仕事が引き継がれました。
髙田信行社長は金仏壇産地として知られる愛知県三河地区の彫刻職人の下での修業経験もあり、様々な寺院仏像・寺院仏具の製造を行ってきました。お寺の建築や希望に沿う仏像を製作するために、自ら仏像の原寸大の下絵を描く仕事も行っています。店舗の2階では仏壇も展示し、ゆったりとした雰囲気の中で仏壇選びをすることができます。季節の花が生けられた和室も、なごみの空間として好評です。
名古屋市中区大須3-1-77 TEL.052-241-4616 FAX.052-262-7801

髙田仏具(名古屋市)