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秋彼岸の意味

 

秋の彼岸とは、秋分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事を指します。

今年(2020年)の彼岸は9月22日(火)、「彼岸の入り」は9月19日(土)、彼岸の中日(ちゅうにち)が9月22日、そして彼岸明けが9月25日(金)となります。

彼岸の中日には仏壇に手を合わせお経を読誦し、ご先祖様に感謝をします。また、お墓参りをしてお墓掃除をします。

彼岸とは名の通り「岸の向こう」を意味し、悟りの世界のことをいいます。逆に私達の住む世界のことを此岸(しがん)と呼びます。

また秋彼岸には「おはぎ」を供え食す習慣があります。春には「ぼたもち」と呼び、秋には「おはぎ」と呼ぶ和菓子ですが、季節の花である「牡丹」と「萩」に由来するとも言われます。

 

故ありてあずかる位牌秋彼岸 亀田月庭(『若葉』)