お知らせ
松飾はいつから飾るのでしょうか
- 松飾り うらじろ(裏白)と輪飾りを共に
お正月に門口、玄関口に飾る松飾(まつかざり)ですが、いつから飾るのでしょうか。
広く言われているのは12月13日以降ですが、これは12月13日が翌年に向けてのスタートとされる日だからです。
一方、「江戸惣鹿子名所大全」では12月8日とされ、12月13日は煤払いの日とされています。
そして正月の事納めの日を2月8日としています。
多くの方々はクリスマス明けの12月26日以降で自宅の松飾をされると思いますが
地域毎の習慣にも則りながら、
出来れば12月30日までにはお飾りを済ませたいものです。
松飾は歳神(としがみ)とも呼ばれる祖霊と言われますが、
幅広い意味での神々ということになります。
松は常緑樹で、神々が拠る、祝いの緑であるとされます。
裏白(うらじろ)と呼ばれる羊歯(しだ)を共に飾るのは
羊歯の葉が左右対称で夫婦円満を表すとも、
齢を重ね姿を象徴するとも言われます。
- 12月8日の事始め 江戸惣鹿子名所大全事始め(国会図書館蔵より転載)


